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教育・学生支援


釧路校と釧路町立昆布森小学校が「へき地複式教育の意義と可能性を考える研修会」を開催

 平成30年2月19日(月)、釧路校と平成27年度から共同研究を進めている釧路町立昆布森小学校において、「へき地複式教育の意義と可能性を考える研修会」を合同で開催しました。本研修会は、へき地・小規模校教育における今日的な課題に関して、多面的・多角的な取り組みが求められる中で、大学と学校との共同的な実践から今後の学校教育の可能性を探求し、へき地教育のより良い実践を進めていくことを目的に開催しています。
 当日は、釧路町教育行政関係者、釧路管内及び十勝管内のへき地複式校教員、学生を含む大学関係者など40名近くが参加し、活発な意見交換が行われました。
 前半に行われた報告①では、昆布森小学校研修部長の土屋教諭から「質の高い複式授業の実践の取り組みとネットワークづくり」と題して、子どもたちに学び方や学び合いのしかたを身に着けさせるための実践紹介や大学との連携の具体的な内容が紹介されました。また、報告②では、旭川校の小出准教授及び釧路校の越川准教授が、実際に昆布森小学校で行った「すもう」授業の取り組みを紹介し、地域で伝統的に行われている行事と授業を中心とした学校教育との連携の可能性についての提言が行われました。
 報告後に行われた意見交換においては、コミュニティースクール化への取り組みや深い学びにつながる授業デザイン、大学の関わりの在り方など、活発な交流が行われました。


「すもう」授業の実践報告
(写真右から小出准教授、越川准教授)

玉井釧路校キャンパス長(写真左)による
閉会挨拶

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