平成30年3月8日(木)、本学札幌駅前サテライトにおいて、「平成29年度へき地・小規模校教育フォーラム」を開催し、本学教職員・学生の他、道内教育関係者、大阪教育大学や弘前大学など他大学も含め44名が参加しました。本フォーラムは、HATOプロジェクト先導的実践プログラム部門「へき地・小規模校教育に関するプロジェクト」の一環として実施したもの。
当日は、へき地校体験実習に参加した札幌校、旭川校、釧路校の学生により、第1部で報告会、続く第2部でポスターセッションがあり、複式学級における教壇実習の苦労や、各実習校における特色ある実践事例の紹介など、それぞれ実習の成果が発表され、活発な意見交換が行われました。へき地校体験実習は、本学において特色ある教育活動の取組の一つとして実施するもので、平成29年度は北海道内28市町村57校の協力を得て、教員養成課程3キャンパスに所属する2~4年生の130名が受講しました。第3部では、旭川校の芳賀均講師による「へき地教育の発展を目指した実践研究と今後の課題」と題して、音楽演奏を通した学生の成長とへき地での地域貢献の成果、教科横断的な取組の可能性について講話があり、盛会のうちに終了しました。