教育・学生支援

　平成29年12月3日（日）、札幌駅前サテライトにおいて、本学と北海道教育委員会の共催により「平成29年度北海道学生ボランティア教育実践フォーラム」を開催しました。
　本フォーラムは、平成22年度から両者が連携し取り組んでいる「学校サポーター派遣事業」に参加した学生ボランティアの活動報告を通して、北海道の教育の現状を考えることを目的としているもので、本学と北海学園大学の学生や現職教員など、約40人が参加しました。
　当日は司会進行を札幌校の大学院生が行い、北海道教育委員会の谷垣義務教育課教育環境支援・研修担当課長から挨拶をいただいた後、北海道の各地域で行った様々なボランティア活動報告として、夏休みの学習支援において、学習を教える際に行った工夫、子どもたちと仲良くなる方法、交流を通じて得た貴重な体験など活動の様子が語られました。
　その後の情報交流では、「子どもと関わる上での感想や疑問」、「教師になるために今すべきこと」をテーマに、大学や学年など異なる環境で学ぶ学生たちがグループに分かれ積極的に意見交換をし、各グループからの発表を行いました。
　最後に日高町立日高小学校の岩﨑教頭先生から「次代の教育者への期待」と題し、教師を目指す学生たちへ、経験談を交えて助言をいただきました。
　参加した学生からは、「同じ目的でボランティアに参加していても、その成果や課題が異なるのだと感じました。」「成果の交流を通して、多くのことを学べました。」「現職の先生からお話を聞くことができてよかったです。」等の感想があり、実りあるフォーラムとなりました。