国際交流・協力

　「教育体験研修プログラム」は、本学と協定校である台湾・台北市立大学の学生が、相互に相手国・地域の小中学校で英語（受け入れにあたっては日本語も可）による教育体験研修を受けることにより、国際感覚を養い、将来社会で活躍できる教員を育成することを目的として、平成29年度より新たに実施しています。
　今年度は札幌校が受入校となり、平成29年7月6日（木）～21日（金）に、台湾・台北市立大学から小学校教員を志望する研修生2名にプログラムを実施し、附属札幌小中学校での教育体験研修の他、ふじのめ学級、札幌市立伏見小学校へ訪問し、授業観察等の研修に参加しました。札幌校学生も通訳チューターとして研修先や訪問先の学校へ同行するなどし、研修生との交流を深めました。
　また、研修生らは札幌校の講義にも参加し、同校学生と互いの国・地域の教育制度や教育事情、文化等について意見交換を行い、最終日の報告会では研修成果の発表を行いました。
　本学からは、台湾・台北市立大学に3月上旬の約2週間、小中学校教員を志望する学生を対象に派遣する予定です。
　本研修が両大学の学生にとって、今後、社会で活躍できる力を養う一助となり、研修を通じて多くのことを学んでくれることを期待しています。