教育・学生支援

　本学が愛知教育大学・東京学芸大学・大阪教育大学と連携して行っている事業「ＨＡＴＯプロジェクト」における研修・交流支援部門では、教員養成大学に勤務する教職員に固有かつ必須に求められる力量を伸ばす８講座を開発し、「教員養成ならではのＰＤプログラム」として実施しています。
　取り組みの一環として、学内資源である授業を活用した学内教職員向けのＰＤ研修プログラムを、６月から８月にかけて札幌・旭川・釧路の３キャンパスで実施しました。
　札幌校及び旭川校では特別支援教育に関する授業等を活用して、発達障害の特性の理解を深め、より良い支援や関わり方を探ることをテーマとした内容で実施され、多くの教職員から、講座内容を授業や学生支援に役立てたいとの感想が寄せられました。
　また、釧路校では倫理・人権に関する授業やグループワークを行う授業を活用し、教師を取り巻く今日的な課題とその対応、グループ内の協働性の意識的な構築といった内容で実施されました。当内容は教員だけでなく事務職員においても課題となっていることから、業務の改善や課題対応に取組んでいきたい等の意見が教職員それぞれからあり、大変役立つ内容であったとの声が多く寄せられました。
　この教職員向けPDプログラムは、後期についても引き続き３キャンパスで開催予定です。