前理事・副学長 |
このたび、北海道教育大学を退職いたしました。大学院開設時に札幌校で採用されて以来、主として国際理解教育課程の教員として学生の教育に携わるとともに、サブサハラ諸国をフィールドとする国際教育開発及び国際理解教育の研究に20年間取り組み、その後、副学長そして理事・副学長として附属学校改革を6年間、国際交流・協力を2年間担当してまいりました。
この間、さまざまな出会いがありました。担任をしている児童生徒について目を輝かせて語る卒業生、職場で信頼され責任ある仕事を任されている卒業生、青年海外協力隊員として活動している卒業生、海外で家庭をもち仕事に励んでいる卒業生など、若い世代の活躍に目を見張るとともに、教師としてのありがたさを実感しています。また、大学で多様な分野の専門家と出会えたことで、たくさんの刺激をいただきました。
最後の6年間は、とりわけ事務職員の方々との出会いがありました。仕事を進めていく上で必要なデータや資料などをいち早く整え、関係部署との調整を図り、段取りよく会議の準備をし…などなど、実に綿密に仕事をしていただきました。仕事に有能なだけではなく大変温かい人柄で協働性も高く、おかげさまで心地よく一緒に仕事をさせていただきました。深く感謝申し上げます。
最後になりましたが、教職員の皆様のご健勝と北海道教育大学のさらなる発展を祈念いたします。