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国際交流・協力


「はこだて多文化共生シンポジウム」を開催

 平成29年5月20日(土)、函館校第14講義室において、本学函館国際化プロジェクトチーム、北海道国際交流センター(HIF)主催「はこだて多文化共生シンポジウム」を開催し、学生、一般市民約100人が参加しました。
 本シンポジウムは、「函館国際化プロジェクト」の一環で実施したもので、当日は、はじめに本校国際協働グループ藤巻秀樹教授が「外国人受け入れの現状と課題」と題して基調講演を行いました。
 次に、プロジェクトに参加する学生が函館在住外国人への聞き取り調査の結果を報告しました。学生は平成27年11月から、外国人の目線で函館の国際化を考える目的で調査を開始し、これまでに24カ国114人の外国人にインタビュ―しました。この日の報告では「日本の生活習慣に戸惑いがあると回答した人は42%、函館で嫌な思いをしたことがある人は52%、函館が国際的な街と思う人は37%」などの調査結果を発表し、函館をより住みやすい街にするために外国人の意見を聴く「多文化共生円卓会議」の開設などを提言しました。
 パネルディスカッションでは、ロシア極東連邦総合大学函館校のフョードル・デルカーチ副校長ほか函館在住外国人が登壇し、函館の国際化について白熱した議論が展開されました。

学生発表

パネルディスカッション

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