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教育・学生支援


札幌校で授業を活用した教職員PD研修プログラムを実施

 平成29年6月7日(水)、札幌校講堂で「授業を活用した教職員PD研修プログラム」を実施し、教職員約40名が参加しました。この取り組みは、HATOプロジェクトの研修・交流支援部門の取り組みの一環で、当日は札幌校 齊藤 真善准教授による「特別支援教育」の授業を利用して、「自閉症スペクトラム障害~成人期の問題と発達初期の段階について~」というテーマのもと、幼少期から成人期にいたるまでの経緯や、就労上の課題など具体の事例も交えながら講演がありました。
 参加者からは、「ASDに限らず、学生の個々の特徴を理解したうえで、教育指導に当たることの重要性を再認識した」、「事例を用いた具体的な内容で、発達障害に対する理解が深まった」等の感想があり、有意義な研修となりました。
 なお、本プログラムは教員養成3キャンパスで実施することとしており、7月10日(月)には釧路校 二宮 信一教授による「倫理・人権」の授業を利用したプログラム、7月21日(金)には旭川校 蔦森 英史准教授による「発達障害を持つ大学生に見られる特性について」をテーマとしたプログラムを同様に実施予定です。また、後期にも各キャンパスでの開催を予定しています。

※「PD(プロフェッショナル・ディベロップメント)」とは、「教員志望の学生の教育と学生支援を中心に置きながら、教師教育(教員養成教育と現職教員教育)ならびに教育支援者等の専門性向上に携わる、教職協働による大学教職員(附属学校教員を含む。)の職能開発、教職員の専門職化を目指した自立的・内発的な活動」と定義されているもので、法人職員として必要な力を向上させるための研修。

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