平成28年11月14日(月)、釧路校で行われている「彫刻演習Ⅰ」の校外学習として、阿寒の森と湖を保全する(一財)前田一歩園を訪問し、財団の事業理念のレクチャーと作品素材としての風倒木をもらい受ける取り組みを実施しました。
前田一歩園財団との連携事業は、釧路校の彫刻担当教員が3年前に財団からサンプルとして提供された楡の間伐材を彫刻作品に彫り上げたことを契機として始まった、「森のあまりもの」ともいわれる風倒木や間伐材の一部を造形教材として活用していく取り組みです。
当日は、財団の理事長から、財団の歴史的背景および連携事業のきっかけについてのお話があった後、学生たちは財団の職員の皆様に手伝ってもらいながら、財団敷地周辺の森林から倒木の一部や木の枝を選び、切り取る作業を行いました。
こうして持ち帰った森の素材は、これからオブジェとして作品化され、その一部を、来年2月に行われる美術研究室の作品展アートハウスにも出品する予定です。