命の糧「食」とこれを産み出す第一次産業・農山漁村の価値・重要性を子どもたちに伝えていくことは、教育の大きな役割であり、このようなことを身をもって実感し、理解を深めてもらおうと釧路校では「酪農家民泊体験実習」を行っています。4年目を迎えた今年度は、5月27日(金)から29日(日)の2泊3日にわたり実施され、大学院生を含む24人が参加しました。
1日目には、JA道東あさひで根室地区農協青年部の方々から講義を受けた後、12軒の酪農家さんのお宅に分宿し、給飼・牛舎清掃や搾乳といった1泊2日の酪農生活体験をさせていただきました。2日目の昼にはデザート調理実習の後、それぞれの体験の振り返りや共有をしました。3日目には、学びの成果発表を行いました。
参加した学生からは「第一次産業に対する見方や意識が変わった」、「体験した私達だからこそできる、体験をつなぎ、伝え、広げていくことができる食育の取り組みを考えていきたい」などの感想が寄せられました。