平成27年10月26日(月)から27日(火)にかけて、本学を当番校に、平成27年度北海道地区国立大学法人等施設担当職員研修会が開催され、北海道内の9機関から14人が参加しました。本研修会は、北海道内の国立大学及び国立高等専門学校における施設関係業務の共通の諸問題を討議し、併せて施設担当職員の知識、技術の向上と交流を図り、施設関係業務の円滑な運営に資することを目的として、毎年行われているものです。
研修会では、東北大学災害科学国際研究所教授の丸谷 浩明 氏を講師として招き、「BCP(事業継続計画)とは」と題し、BCPの必要性や、実際にBCPを構築するうえでの注意点等について、具体的事例を交えながら講演いただきました。その後、「施設としてのBCP(事業継続計画)の構築に向けて」をテーマとして、グループ討議による演習を、翌日には岩見沢校の整備事例の紹介と施設見学が行われ、講師として岩見沢校の奥田 知靖 准教授、小北 麻記子 准教授、森田 憲輝 准教授から、建物要望者、利用者からの視点、色彩と環境教育についての説明を受けました。全体を通じて、参加者による活発な意見交換が行われるなど、盛会のうちに終了しました。