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教育・学生支援


附属札幌小学校にて食育の授業を公開

 平成27年11月10日(火)、附属札幌小学校において、須合 幸司 栄養教諭による5年生の家庭科「元気な体を作ろう」の授業を公開しました。今回の授業は、エネルギー教育モデル校としての公開授業で、札幌市内及び近郊より、40人近くの教員が来訪しました。
 うがい薬のイソジンは、抗酸化作用のある野菜にかけると、色が透明になります。授業では、この反応を利用した実験を通して、野菜が持つ抗酸化作用の働きを追究し、野菜の栄養を調べました。実験前、子ども達は、ピーマンやニンジンなどの色の濃い野菜の方が栄養があり、もやしや大根などの淡色野菜には、栄養が少ないと予想しました。しかし、実験を始めると、大根やもやしにかけたイソジンの色はすぐに透明になりました。この活動を通して、白い野菜にも価値のある栄養が含まれていることに気付いた子ども達は、いろいろな野菜をバランス良く食べる必要性に目を向けていきました。
 抗酸化作用は、小学生には難しい題材に感じられますが、身近な食を教材にすることで捉えやすくなることが見てとれる授業でした。



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