平成27年10月31日（土）、釧路校において「子どもの障害・貧困・虐待を考える講演会・シンポジウム」を開催しました。これは、平成28年7月9日（土）から10日（日）にかけて釧路で開催予定の、北海道特別支援教育学会のプレ企画及び平成27年度文部科学省「発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業」の一環として実施したもので、約300人が参加しました。
釧路校の木戸口 正宏 講師による基調講演では、子どもの「居場所」が失われている現状から、子どもが直面する課題、家族や地域が抱える困難に、どのように取り組んでいくかについて語られました。続くシンポジウムでは、釧路校の小渕 隆司 准教授によるコーディネートのもと、教育、社会福祉、母子保健の視点から話題提供を受け、フロアからは、困難を抱える子どもと家族を地域で支えるための課題や意見が多数出されました。
当日は、釧路地域の子どもの未来を創出したいという思いがあふれる、熱い集会となりました。学生も、多様な立場の方々との協働力を高めるための、貴重な学びを得ることができました。
