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教育・学生支援


附属旭川幼稚園にて研究大会を開催

 平成27年10月3日(土)、附属旭川幼稚園において研究大会が開催され、公開保育及び研究発表・研究協議、講演が実施されました。
 当日は、年少児、年中児、年長児それぞれのねらいをもとに「砂遊び」「ままごと」「野球」「おみせ」「秘密基地ごっこ」「おうちごっこ」等の遊びが繰り広げられ、園児達は、遊びのイメージをふくらませながら、自分達がこれまで行ってきた生活をベースに、教師や友達との関わりを広げたり深めたりしながら、遊ぶ楽しさを味わっていました。
 研究発表では、棚橋教諭より「幼児が葛藤体験に向き合う際の背景や様相を分析的に観察し、記録にまとめる」「教師の援助による幼児の変容を分析し、幼児の発達に必要な援助の在り方を探る」の2点の研究目的について、具体例を交えながら説明が行われました。また、研究協議では、「研究と日常保育とのつながり」や「保育者の子どもへ援助の在り方」の観点から討議がなされました。
 講演では、玉川大学教授の大豆生田 啓友 氏を講師に迎え、『いま、学び合う幼児教育の質』と題した内容で、具体的な事例をもとに、わかりやすくお話をしていただきました。
 参会者からは、「自由によく考えて楽しそうに遊ぶ子の姿を見ることができた」「講演会がとても良かった。質の高い保育の大切さがよくわかった」など、本研究大会への参加を明日からの実践につなげたいとする声が、多数聞かれました。



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