平成27年8月30日(日)から9月1日(火)にかけて、浜頓別町の酪農教育ファーム「山奥のファームイン ぶんちゃんの里」において、「酪農体験塾 in 浜頓別(ぶんちゃんの里)」を実施しました。本事業は、相互協力協定を締結しているJAグループ北海道の協力を得て行われ、今年で7年目となります。今回は、家庭科教員を目指す札幌校総合学習開発専攻生活・食育グループの2年生7人が参加しました。
この3日間では、乳牛が人工授精によって生乳を出す原理や酪農・畜産が動物の命に支えられている実態を学んだほか、牛舎の給餌や清掃、搾乳作業の見学、バターやアイスクリームづくり体験等を行いました。また、日頃の食育の授業で学んだことを活かして、浜頓別町教育委員会の「いきいき放課後教室」と連携し、小学生約30人に「食育講座」として紙芝居とクイズで食の大切さを教えました。
参加した学生からは「将来、教員になった際には、今回の体験で学んだ食べ物の大切さを子どもたちに少しでも伝えたい」、「今後は動物の命をいただいているということを意識して食したい」などと感想がありました。