平成27年7月25日（土）から8月15日（土）にかけて、本学札幌駅前サテライト、石狩市などにおいて、平成27年度社会教育主事講習を実施しました。社会教育主事とは、学校教育の指導主事とともに「専門的教育職員」としての「教育公務員」です。地域の教育力向上、まちづくりなどの学習の企画・立案、連絡・調整などに活躍が期待され、高い専門性が求められています。今年度の講習では、教員、自治体職員、NPO活動者、本学学生など34人が受講しました。
今年度も、学校・地域教育研究支援センター内に、5キャンパスの教員及び北海道大学、北海道教育委員会からなる研究プロジェクトチームを作りました。石狩実施分では、社会教育の魅力や可能性を理解・検討するために、地域の実践者からお話を伺い、討議を行いました。受講者からは、充実した講義・演習内容であること、相互の学びあいやネットワークづくりができたことなどに高い評価をいただきました。最終日の発表では、グループごとに理想の社会教育について発表し、地域に戻ってからの決意が述べられました。講師のコメントでは、講習で学んだ理想を地域で生かすよう求められました。
次年度も本講習を計画しており、さらに充実した内容にしていく予定です。
