平成27年3月2日(月)、札幌駅前サテライトにおいて、本学大学院 教育学研究科 学校臨床心理専攻の、平成26年度地域貢献推進経費「教育現場のニーズへ対応する大学と教育関係機関との互恵的パートナーシップによる教育臨床的アプローチ(Ⅲ)」報告会を開催しました。この報告会には、北海道立特別支援教育センター、札幌市教育センター(ちえりあ)、星槎国際高等学校(通信制高等学校)、北海道札幌養護学校、社会福祉法人麦の子会および本学学校臨床心理専攻のスタッフ計14人が参加しました。
当日は、学校臨床心理専攻の授業科目である「学校カウンセリング実地研究」や、「臨床心理実習」に関わっていただいている前述の教育や福祉の関係専門機関から、大学院生の実地教育を仲立ちとした、地域と大学との互恵的な関係づくりに関する実践の成果や今後の課題について報告がありました。これを承けて、本専攻の「学校カウンセリング実地研究」の非常勤講師を担当していただいている、札幌学院大学教授の塩見 啓一氏から指定討論者としてコメントをいただきました。その後、参加者全体で、今後の互恵的な連携についての方向性や、具体的な課題について語り合いました。