平成27年1月11日(日)、釧路市こども遊学館・釧路市立博物館において、第4回ジオ・フェスティバルin Kushiroが開催されました。ジオ・フェスティバルは、北海道の将来を担う子ども達の、地球科学や北海道の自然に対する興味関心を高めるとともに、自然現象を「どのようにみるか、どのように考えるか」という、子ども達の科学する姿勢を育成することをねらいとしています。
当日は、全34のジオ実験屋台、10のジオ研究発表、1つのジオサイエンスショーが行われ、886人の方々が来館し、地球科学の観察、実験に参加しました。釧路校の学生が出展した企画のうち「化石を掘りだそう」では、実際に採集してきた化石を参加者と一緒に掘り出し、「石炭を燃やそう」では、実際に釧路の石炭を石炭ストーブで燃やし、子ども達は石炭が燃えるところをじっくりと観察していました。実行委員となった学生は、様々な機関との連絡調整や、当日の他の実験の手伝いなど、フェスティバル全般で活躍しました。
夜には、北海道大学名誉教授の岡田 弘氏による講演が行われ、道東は世界ジオパークに値する環境にあることを熱く語っていただきました。