平成27年2月14日（土）、札幌市の拓北・あいの里地区センターにおいて、札幌校と拓北・あいの里地区教育連携懇談会の主催により、「拓北・あいの里教育フォーラム2015」を開催し、約90人が参加しました。
第1部では、拓北・あいの里連合町内会総務部長の若山さんによる「拓北・あいの里地域の防災状況について」の発表、本学教職大学院生佐々木さんによる「札幌市の自然災害 豊平川の洪水・氾濫」の発表などがあり、なかでも震災を体験した学部学生阿部さんによる紙芝居「3.11 私の記憶」の発表では、多くの参加者が涙を流していました。また、第2部では、白老町立白老小学校教頭の前田先生による「“ひと”の特性を考究するこれからの防災とは」と題する講演が行われ、災害時における人間の心理的作用について、具体的な事例を用いての話がありました。このほかに、拓北・あいの里地区教育連携懇談会の各団体の取り組み等を紹介したポスター展示もあり、多くの来場者が関心を持っていました。
札幌校では、今後もこのようなフォーラムを開催し、拓北・あいの里地区の皆さんとともに、教育に関して考えていくこととしています。
