ブックタイトル教育大学園情報誌33号
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教育大学園情報誌33号
4岩見沢校ならでは音楽文化専攻学生たちによるステイホームテレワーク合奏! 岩見沢キャンパスの音楽文化専攻の学生は、演奏スキルの向上や、音楽理論の勉強、音楽コンサートへの出演などの活動を行っています。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言により、例年通りの音楽活動や楽器のレッスンの授業をすることが困難な状況となりました。 今回は、新型コロナウイルスの影響によるステイホーム期間中にテレワーク合奏を行いYouTubeに動画をアップしていた、岩見沢校音楽文化専攻四年の佐藤晴睦さんに取材をしました。く虚しいですね。このテレワーク動画内でも小池百合子都知事のモノマネなど、観ている私たちとしても楽しさが伝わってきました。動画では「にんげんっていいな」を演奏していたのですが、この曲を選曲したのには何か理由があったのでしょうか?佐藤 実は僕たち四年生が二年生の時に一度演奏した曲だったのですよ。毎年音楽文化専攻の二年生は、新入生の一年生にむけてスプリングコンサートという演奏会を行います。その時のアンコール曲として演奏したのが「にんげっていいな」だったのです。それに加えて、歌詞も「ぼくも帰ろ、おうちへ帰ろ」などステイホームを感じさせる歌詞だったので、「にんげんっていいな」を選曲しました。―思い入れのある曲だったのですね。佐藤 けれど、思い入れがある分、演奏動画を撮っていると、みんなに会いたくなってしまいました。―テレワーク合奏の企画のきっかけはどのようなものだったのでしょうか?佐藤 新型コロナウイルスの影響で、冬休みや新学期が始まってから予定されていた多くの演奏会が次々と中止になってしまったのです。その時はまだ冬休み期間で、演奏するはずだった曲の練習もなくなり、今までの学生生活ではありえないほど時間が空いて暇でした。友達と話し合い、初めは遊び半分でテレワーク合奏をやろうと考えました。―今回のテレワーク合奏は、岩見沢校の音楽文化専攻四年生による演奏だと聞いているのですが、この企画を伝えた時の参加者の反応はどのようなものだったのでしょう。佐藤 ほとんどの人が快く受け入れてくれて、ノリ気な人ばかりでした。企画を伝えたのが四月十九日だったのですが、その日から一週間かからないうちに参加者全員の動画が集まりました。とても良い仲間に囲まれた学年でうれしかったです。初めてやることだったのでわからないところも多かったけれど、動画編集を含め五月三日に完成しました。―ちなみに、佐藤さんは実際に動画を撮るときはどのような感じでしたか?佐藤 自主企画・製作だったこともあって、普段の演奏会と違って、思い切りふざけることができてとても楽しかったです。また、誰かと演奏できるという感覚がとてもうれしく思いました。けれど、動画を撮影するときは一人だからすごく虚しくなってしまいました。―実際の演奏は一人というのはすご新型コロナウイルスによって、世界の状況は大きく変わりました。今回の特集では、そんな中で手探りしつつもたくましく生きている人たちや、この時代を生きていくための研究や授業を行っている北教大の人びとをご紹介します。テレワーク合奏の様子企画は遊び半分だった?!コロナ時代を生きる私たちのやり方特集岩見沢キャンパスIWAMIZAWA CAMPUS01岩見沢校音楽文化専攻4年の佐藤晴睦さん