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概要

教育大学園情報誌31号

9 Autumn/Winter 2019 No.31 開校60周年記念当時の航空写真レポーターの声岩見沢校・芸術・スポーツ文化学科・芸術・スポーツビジネス専攻2 年平山 紗也華(ひらやま さやか)キュラム内容をはじめ、進化し続けている点があります。それに伴い、今後も校舎にどんな変化が生まれるのか期待したいところです。 平成二十六年に第三体育館、平成二十七年に地域文化活動棟が建設されました。 第三体育館のアリーナは面積が一六二三平方メートル、天井の高さは一二・五メートルあり、各種公式試合に対応したコートサイズを確保しています。二階には、雨天時や冬季におけるトレーニングのための一周、一八〇メートルのランニングデッキを備えています。また、運動分析室、情報分析室、戦略分析室といった運動技術改善に役立つ設備も整っています。 第三体育館は部活動や授業で利用されるのはもちろん、学生主体のスポーツにおける地域貢献活動の一環として行われているバルシューレ、iwamizawaバレー塾、iwamizawaバスケ塾、さらにスポーツイベントやウィルチェアラグビー日本代表合宿などと、スポーツの多様な場面で利用されている施設となっています。 地域文化活動棟は五つのスペースに分かれています。 一階には、映像関連の授業に利用されるシアタールーム、インタビューを実践的に学ぶことができるグループインタビュールーム、授業や自主学習などで利用されるコンピュータールーム、学生の作品や研究などの展示、休憩の場としても利用されるコミュニケーションスペースがあり、二階には、授業や発表などで利用されるアクティブラーニング教室があります。 地域文化活動棟は、それぞれの授業目的や形態に合わせて学ぶことができる環境が整っているため、毎日多くの学生が利用しています。 このように、学科の変遷に合わせて、校舎は形を変えてきました。今も岩見沢校はカリ旧男子寮は当時木造だった木造校舎の写真現在の校舎の様子03今回のインタビューを通して、昔の校舎の様子を知ることができました。現在も増築が続いている岩見沢校。今後も新しい施設が増えるかもしれないと思うと楽しみです。お忙しい中インタビューに応じてくださった砂川さんに改めてお礼を申し上げます。レポーターの声岩見沢校・芸術・スポーツ文化学科・芸術・スポーツビジネス専攻3 年毛利 羽音(もうり はのん)昔の校舎の様子を知る方や現在の校舎を利用している方、両方の視点から面白い比較ができたと思います。現在、第3体育館はさまざまなスポーツ活動に利用されているようなので、注目していきたいです。した。しかし、その時はもうすでに授業では使われていなかったそうです。では、一体どのように使用されていたのでしょうか。砂川さんによると、サークルが活動場所として使っていたようだったとのことでした。それから、この当時は寮も木造でした。現在では新築されており木造ではなくなっています。現在はすべて個室ですが、この時は一部屋三?四人での生活だったそうです。男子寮には数々の武勇伝があったらしいのですが、それはまた別の機会にぜひお伺いしたいと思っています。 砂川さんが在学されていた当時、岩見沢校は創立六十周年を迎えていたことが分かりました。写真を見てみると、現在の校舎の面影はありつつも、まだ建設されていないものもあります。今回のインタビューに伺う前、岩見沢校の建物について調査をしていたところ、敷地内で旧木造校舎の正面玄関を示す看板を発見しました。そこで、何か知っていることがあるのではないかと思い、砂川さんに質問してみました。すると、砂川さんが入学された当時、木造校舎が建っていたとの回答をいただきま創立六十周年当時の校舎の様子02