ブックタイトル教育大学園情報誌31号
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教育大学園情報誌31号
4時をさかのぼり釧路校校舎の正体に迫る!USHIROCAMPUS K釧路キャンパス 釧路キャンパスの学生の間では、〝校舎が昔、病院だった?という話が噂されています。この話について、大学の建物の構造が病院に似ていることから学生の間で噂されだしたのではないかと考えました。この噂を解明するために、釧路校はいつ開校されたのか、開校から現在に至るまでにあった出来事、さらには、釧路校が開校される前は何が建っていたのかなどを市や大学の図書館で調べたり、釧路市のホームページで歴史を辿ったりすることで「噂通り病院だった場所を大学として使ったのか、それとも本当は大学校舎として建てられたのか」について迫りました。 釧路校が開校されたのは、一九四九年(昭和二十四年)八月十日です。づきました。 しかし、一九九三年(平成五年)一月十五日 一九四九年(昭和二十四年)に開校されてから、校舎と体育館、一九六三年(昭和三十八年)に完成した附属図書館で構成されていました。しかし、一九六五年(昭和四十年)五月二十三日の午前一時二十分頃に、校舎の東部一階から原因不明の火災が発生したことにより、九百八十八坪を焼失してしまうことになりました。そのため、六月に隣接の旧江南高等学校の校舎の一部を借りて授業再開することになったそうです。 被害後には修復工事が行われ、加えて音楽棟・自然科学棟の着工などと校舎の増築が次々となされました。それから、一九六八年(昭和四十三年)には新校舎が完成し、現在の校舎の形に徐々に近元号が平成から令和となった今年は、北海道教育大学が北海道学芸大学として開学してからちょうど七十周年を迎える年でもあります。今回は記念すべきこのタイミングに改めて足元を見つめ直して新たな時代に向けて歩み出すため、それぞれのキャンパスが歴史を振り返る特集です。1949年に開校した旧校舎の全景釧路校はいつ開校されたの? 01開校から現在までの建物に関わる主な出来事02北教大ヒストリア特集1965年の学校火災後の校舎