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概要

教育大学園情報誌31号

Contents[ 巻頭特集 ]夢に向かって走れ!希望を胸に日々活動する教育大生たち(道央篇〈上〉・札幌校)244681012141617181920212223新入生の抱負 2019キャンパス便り(旭川校)大学院生の研究紹介(岩見沢校)研究ファイル(釧路校)国際交流ニュース(函館校)人気講座紹介(札幌校)新任の先生方保健管理センター発INFORMATION[ 特集 ]北教大ヒストリアAutumn / Winter 2019 No.31釧路キャンパス/教員養成課程時をさかのぼり釧路校校舎の正体に迫る!函館キャンパス/国際地域学科北方教育資料館でたどる函館校歴史の旅岩見沢キャンパス/芸術・スポーツ文化学科時代に合わせて変化し続けてきた我が岩見沢校舎の歴史を探る札幌キャンパス/教員養成課程キャンパス長と地域の方が振り返る札幌校の平成旭川キャンパス/教員養成課程地域が作った旭川校。次は私たちが、地域、未来のために。このキャンパスから眺める今現在の風景と、これから創造していく自分と社会の風景という意味をこめてつけました。●HUEは“Hokkaido University of Education”よりとは?P20「人気講座紹介」より こんにちは。本誌編集局長の宇田川耕一(岩見沢校)です(写真①)。「夢に向かって走れ!」特集の第3弾は、第1弾・道東篇(釧路校)、第2弾・道北篇(旭川校)に続いて「道央篇〈上〉」として札幌校を取り上げます。なお、「道央篇〈下〉」は岩見沢校ですが、次号は第4弾・道南篇(函館校)を予定しているので、もう少しお待ちください。 さて今回は、副編集局長の幸坂先生(札幌校)に、特集のプロデュースをお願いしました。近年、札幌校では若手の先生方がようやく増えてきているとのことで、その先生方のゼミを覗くというコンセプトです。初夏で季節も良く、札幌校の玄関前はまるで絵画のような美しい佇まいです(写真②)。 では、さっそく札幌校で取材開始です。 最初に向かったのが、生活創造教育専攻・総合技術教育分野の出口哲久先生〈専門:栽培・生物育成〉の研究室でした。出口先生によると「技術科なので、中学生の生物育成領域が中心です。中学生の技術科になってはじめて、生物に主体的に働きかけるようになり、教員にはさまざまな技術も要求されます。そこで、多くの学校で取り入れられている栽培の研究に取り組んでいます」とのこと。 4年生の小川海斗さん、芳賀郁美さん、吉田海成さんに話を聞きました(写真③、右から小川さん、芳賀さん、吉田さん、出口先生)。 芳賀さん「小学生の頃から栽培は身近でしたが、大学の授業で初めて、種から苗を作り畑に植えて収穫するという経験ができたのでとてもうれしかった。その喜びを小学生に伝えていきたい」。小川さん「ジャガイモの研究をしています。民間企業に進みますが、学んだ農業の知識を活かして、将来はそこで商品開発にも取り組んでみたい」。吉田さん「子供たちが自分から栽培したいという気持ちになれるように、学校現場で指導していきたい」と、それぞれ夢を語ってくれました。写真②写真③写真④3 Autumn/Winter 2019 No.31