ブックタイトル教育大学園情報誌29号_電子書籍
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教育大学園情報誌29号_電子書籍
私は、3月3日から17日まで、国際交流基金“日本語パートナーズ”ベトナム短期(3期)として、釧路校の3年生6人でベトナムに行きました。訪れた街はホーチミン・バリア・ブンタウの3つで、訪問先は高校がメインでしたが、バリア師範短期大学とホーチミン人文社会科学大学の大学も訪問しました。1つの訪問につき、90分(45分×2コマ)の時間を使わせていただき、私たちの紹介&釧路の紹介、文化紹介&体験を行いました。 そして、私にとっての初海外がベトナム。日本での当たり前が全然違いました。「信号が赤なのにバイクが飛んでくる。日本製だけど見たことがない車。外食文化、道端で歩きながTO釧路校・学校カリキュラム開発専攻・保健体育研究室3年森 博隆(もり ひろホーチミン・バリア・ブンタウ 2018年3月3日~2018年3月17日 たか)さんベトナム期間ら歌うおじさん……」毎日新しい発見や出会いがありました。 バリアでは、現地のサッカーチーム“チームCay(カイ・辛いの意)”に混じり、サッカーをしました。もちろん、言葉は通じず、ボールを介してのコミュニケーション。1つのパス、プレー、そして1つのゴールで一緒に喜び、1つのミス、1つの失点で悔しがる。改めてスポーツの偉大さを感じながら、“チームCay”の一員になれたことの喜び、そしてこれからも応援したいサッカーチームを見つけました。 私たちは日本語を教える立場としてベトナムを訪問しましたが、学ぶことの方が多くあり、私にとって新しい挑戦の一歩になりました。釧 路キャンパスベトナム|国|際|交|流|ニ|ュ|ー|ス|International exchange news 国際交流基金“日本語パートナーズ”というプログラムの日本語教育のボランティアで、2018年3月3日から同じ大学の6人で2週間ベトナムへ行ってきました。活動場所はバリア・ブンタウというベトナム南部です。気候は暑く、3月は乾期で気温は30度前後ありました。今回は高校生に日本語の授業をしました。また、現地の大学との交流も行いました。釧路のことについて紹介しながら、日本文化に触れたり、簡単な日本語を使ったりして授業をしました。大学では、学生に歓迎してもらい、ダンスや歌を披露してくださったり、大学の紹介をしてくださったりしました。また、一緒におしゃべりをして交流を深めました。 余暇では、現地の先生方と食事をしたり、現地の通訳ボランTO釧路校・学校カリキュラム開発専攻・保健体育研究室3年千葉 佳苗(ちば かなえ)さんホーチミン・バリア・ブンタウ 2018年3月3日~2018年3月17日ベトナム期間ティアの学生さんたちとショッピングをしたりして過ごしました。ベトナム料理はとてもおいしかったです。また、文化の違いにも触れることができました。ベトナムの伝統衣装のアオザイを購入し、実際に学校現場に着ていくこともできました。 日本語教育は、日本語を教えますが、教師を目指す私にとって、“教える”ということがどういうことか分かったような気がします。手押し相撲をしている様子現地の学生通訳ボランティアの皆さん本場ベトナムのフォー自己紹介をしている様子休暇で見に行ったキリスト像伝統衣装アオザイを着て授業をしました授業終わりの記念撮影タンチョウ鶴の折り方を教えていますチームCayとサッカーをしました2018年3月3日~3月17日の間に行われた、国際交流基金のプログラム“日本語パートナーズ”ベトナム短期(3期)に、釧路校から6人の大学生が参加しました。そのうち、森博隆さんと千葉佳苗さんにお話を聞きました。私もこのプログラムに参加した6人のうちの1人です。教員を目指す私たちにとって、その国の教育現場に入って実際に授業をすることは、留学や旅行では経験することのできない、とても素晴らしい経験になりました。このようなプログラムに興味のある方は、ぜひ「日本語パートナーズ」で検索してみてください!釧路校・教員養成課程・学校カリキュラム開発専攻3年渡辺 有紀(わたなべ ゆき)インタビュアーの声19 Autumn/Winter 2018 No.29