ブックタイトル教育大学園情報誌29号_電子書籍

ページ
10/24

このページは 教育大学園情報誌29号_電子書籍 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

教育大学園情報誌29号_電子書籍

の方に体を向け、答えを発表し、聞く人は姿勢を正して静かに聞くよう学生が促していました。 「運動の時間」では、ルールを守るということをテーマに行います。今回は、「ペットボトルボウリング」を行いました(写真②)。約束は「投げる順番を話し合って決める」です。まず始めに学生がデモンストレーションでルールを確認します。試合は二回行われました。子どもたちからは味方を応援する様子や、悔しい気持ちをぶつける様子が見られました。試合は終始盛り上がりました。ゲームを行います。今回は、「ちがい探しゲーム」でした。内容は学生の写真(笑っている顔など)を見せたあと、別の学生の写真(泣いている顔など)を見せ、どのような違いがあるかを見つけるというものでした。このゲームを始めるに当たって子どもたちが静かに人の話を聞けるよう、「0(ゼロ)の声で聞く」という旗が揚がったら活動は中止するというルールを立てていました。こうすることで、子どもたちはゲームを続けるために静かに話を聞くということができます。ゲーム中、発表者は手を挙げマイクを受け取ったらみんな 特別支援学校教諭免許の取得を希望する学生が受講している授業「障害児小集団臨床Ⅰ、Ⅱ」(以下、「小集団」)を取材しました。この授業では、前期、後期の木曜日に一時間程度、キャンパス内にある特別教室で、特別な支援を必要とする小学生の子どもたちとさまざまな活動を行っています。さて、どのような活動が行われているのでしょうか?実際に「小集団」を見学しました! 木曜日の十六時半頃、「小集団」に参加する子どもたちが特別教室にやって来ます。子どもたちは教室に入るとまず、自分の名前が書いてある椅子に座ります。毎回の活動は「はじめの会」「みんなの時間」「運動の時間」「おやつの時間」「おわりの会」という流れです。 「はじめの会」ではあいさつ、目標の確認、今日の係の発表などを行います。目標とは、活動全体を通してのもので、今回の目標は「聞きマスターになろう」でした。ホワイトボードを使い、目標は常に確認できるようにします(写真①)。目標の他に、各時間での約束も決めています。あいさつはその日の係の子どもが行います。 「みんなの時間」では、見る・聞くということをテーマに01函 館キャンパス? 特集 ?  面白いこと、やっています。子どもと学生が触れ合う「小集団臨床」ってどんな授業?①今回の目標は「聞きマスターになろう」②ペットボトルボウリング 盛り上がりました!10