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概要

教育大学園情報誌28号

よる盆踊りなどもあり、地域の方々と楽しく交流したようです。商業×学! 『まちなか学校祭』まちなか朝市 岩見沢市内の商店街を活性化するために期間限定で行われている「まちなか朝市」。実行委員会委員長の前野さんにお話を聞きながら、さらに朝市を盛り上げるイベントとして、ミニコンサートや来場者参加型のイベントなどが行われました。他にも岩見沢農業高校生活科学科の生徒さんたちともコラボレーションし、種から育てたお花がまちなか朝市の会場に装飾されました。参加者の手形をサンシェードにしてまちなか朝市のシンボルにしたり、ミニコンサートで岩見沢校音楽文化専攻の学生が出演し、会場を賑わせるなど活気あるイベントとなったようです。その後、学生たちの活躍の様子が札幌のアーツ&スポーツ文化複合施設HUGにて展示され、実際に使った畳看板や手形サンシェードも見ることができました。学生たちが現地まで足を運び調査を重ね、実際に活気あるイベントをつくり上げるという、パワフルな取り組み。地域活性のために新たな活路を開く、今後も楽しみなプロジェクトです。がら企画が進行。実際に大地のテラスの敷地内でお祭りが開催されました。 青空の下に畳を敷き、その上で飲み物や食べ物を販売する畳ビアガーデンといった独創的なイベントが企画され、墨を使って畳に書かれたオリジナル看板を設置するなどの取り組みがされました。学生の指導のもと行われた子どもたちの行灯づくりや、学生たちの考えたオリジナルの曲と振り付けに岩見沢岩見沢校のスポーツビジネス専攻3年生の授業として、2017年前期に行われた「農商学域連携プロジェクト」。地域の農業や商業を盛り上げていくため学校ができることは何かをテーマに企画されました。企画の立案からイベントの実行までを学生が進め、その姿は札幌の文化複合施設HUGでもパネル展示として紹介されました。実際にどんな取り組みがされたのでしょうか?農商学域連携プロジェクトとは? 「芸術やスポーツの持つ力で地域活性化のために新しくできることを探る」をテーマに取り組まれた本企画。農商学域連携というのは、地域の農業、商業と大学とが共同で地域活性化のために取り組んでいくことです。特に地域の顔である学校が、日々学んでいることを生かして行われました。芸術・スポーツの力で地域活性化の道筋をつけることが目標で、教員と学生とが課題解決に向けて、地元の企業や団体の協力を得ながら新たな取り組みが行われました。本プロジェクトは芸術・スポーツビジネス専攻三年生の授業として平成二十八年度からスタートしています。二度目となった平成二十九年度前期の取り組みでは二十八人の学生が参加し、学生は実際に地域に足を運び、課題や実態を調査。プレゼンを重ねながら計画が立案されました。今回は農業班、商業班の二チームに分かれ、プロジェクトを展開。二つのイベントが八月に岩見沢市内で実施されました。その二つの企画についてご紹介します。農業×学『和っしょい! ほろ夏祭り』 地域の農業振興の可能性を考えたこの企画では、今人気を集めている岩見沢のファームレストラン「大地のテラス」と連携。実際にレストランを経営する道下さんから話を伺いな一緒に自分だけの行灯づくり! まちなか朝市にて。育てた花を地域の人にプレゼント!書で和をイメージ! 会場に置かれたオリジナル畳看板大地のテラス敷地内の赤電前にて つくった行灯と一緒に!農商学域連携プロジェクトについて最初に調査を始めた時には、一体どんなことをしているのか想像がつきませんでした。しかし地域のために何ができるかを真摯に考え、実際にイベントを成功させている姿を知り、とても重要で続けられていくべきプロジェクトであると感じることができました。レポーターの声岩見沢校・芸術・スポーツ文化学科・美術文化専攻美術デザインコース・油彩画研究室2年秋本 結以(あきもと ゆい)農業×商業×学校!?大学と地域の強みをかけ算することで生まれる力とは…? HUGでの展示風景 実際につくったサンシェードなども展示されましたin16