キャンパスガイド2021 MY STORY
23/48

研究発展科目地域プロジェクトキャリア開発科目専門科目4年3年2年教育実習※履修希望者のみ受講実験系科目※履修希望者のみ受講23・太陽光発電利用に向けたメラニン色素の光学的性質の調査・函館市におけるこも巻きを用いたアメリカシロヒトリの駆除効果の検証・スズメはどのような家に巣を造るのか?:緑地の存在および方角が営巣場所選択に与える影響・民謡「江差追分」に登場する「鴎」は何カモメか?:文化を成り立たせる生物の重要性・青森県恐山における最終氷期の植生・ロボットによる建物内経路案内システムの基本実装・ささやき声を通常音声に変換するiOSアプリの開発・避難情報文における切迫度の表現の効果と感情・三角形に注目した初等幾何学の研究・正四面体の敷き詰め・紙の辺の等分における数学的考察etc.卒業研究のテーマ村上研究室では、人間の影響を受けた自然(半自然)の環境に生きている植物の生態について研究しています。調査を行っているところは、都市内、都市近郊に残された森林やビオトープ、大規模造成地、路傍の石垣や壁など、多岐に渡ります。函館市の周辺でも、市内の公園、海岸、函館山などでフィールドワークを行っており、GIS(地理情報システム)を活用した研究に取り組んでいます。身近な自然環境から、生物多様性保全について考えてみましょう。「今日は月が綺麗だなァ…」とスマホでパシャリ。翌日、友人に「お前、昨日の月、見た?」このとき、スマホとあなたは同じ活動をしています。月という「環境情報」を「入力」、記録メディア(もしくは心)に「保存」して必要な時に「出力」するという「情報処理」活動です。ニンゲンの場合、環境との相互作用の中で、スマホや物理とは異なる一定のルール、すなわち心のルール(心理)に基づいて、知覚・記憶・思考・言語・感情・意識・推論・音楽など多岐にわたる「認知」活動として発現します。今話題のAIもこれが得意で、ついにニンゲンに知的ライバル登場か?!と騒がれていますが、さて、どうでしょうか。実験やシミュレーションなどを通じて、目や耳、脳や心の構造を学び、ニンゲンや動物、機械を比較し、あなたも私と一緒にニンゲンならではの情報処理の特徴を解き明かしてみませんか?林 美都子 先生 HAYASHI Mitsuko専門分野:認知心理学担当授業 『人間環境心理学Ⅰ・Ⅱ』最終学歴:筑波大学大学院心理学研究科      博士(心理学)出身高校:千葉県立船橋高等学校景観生態学ゼミでの活動や学びゼミナール卒 業 研 究

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る