キャンパスガイド2021 MY STORY
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教養科目1年22高校まで、実験は、理科系の授業の中でたまにあるくらいだったと思います。しかし大学では、実験や実習をとても重視します。むしろ「実験や実習をするために必要な基礎的情報を教科書から学ぶ」と考えた方がいいくらいです。本校には、物理、化学、生物、地学、それぞれの分野について、実験・実習だけを行う実験系科目があります。どれも毎週あり、しかも3コマ連続(1コマ90分なので4.5時間!)で行います。その中で、教科書に書いてあることが本当なのか実験をして確かめたり、あるいは野外実習で、観察・計測をしたりします。「生物学基礎実験」では、顕微鏡を使った室内実験、函館山を登りながらの動植物の調査、パソコンを使ったシミュレーション実験など行います。三上 修 先生 MIKAMI Osamu専門分野:動物生態学、保全生態学担当授業 『生物学基礎実験』・数学・物理学・地球科学・情報科学・世界の環境問題・人間と薬・情報機器の操作・生態学・保全生物学・地球環境史・環境物理学実験・基礎環境化学演習【主な専門科目】【主な教養科目】地域プロジェクト地域には、その地域に固有の残したい音風景があります。例えば、函館のハリストス正教会の鐘の音は「残したい“日本の音風景100選”」に選ばれた地域のシンボルとなる音です。このプロジェクトは、そのような音風景を探し、録音し、発信することによって、函館の観光あるいは市民の生活に役立てようとするものです。これまでに教会の鐘の音や路面電車の音、いろいろな自然の音風景などを収録し、Webサイト http://echoes.hak.hokkyodai.ac.jp/soundmap/ から発信しています。・緑環境計測プロジェクト・キャンパス内におけるキツネとの共生の試みと景観向上・放射線教育のための教材開発とその実践・地域とともに原子力発電を環境学的に考える・津波避難経路の情報提示作成プロジェクト・地域における音環境の調査と提案・科学を街に出そう!プロジェクト・数学を楽しむワークショップ・プロジェクト・函館市中学校数学教育研究会と交流するプロジェクト・はこだて認知心理学研究会etc.最終学歴:東北大学大学院理学研究科      博士(理学)出身高校:島根県立松江北高等学校・数学入門(代数学)・解析学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・環境行動心理学・コンピュータプログラミング・地域環境科学演習Ⅰ~Ⅳ地域における音環境の調査と提案地域環境科学グループ学びの流れ

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