キャンパスガイド2021 MY STORY
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18社会福祉は、高齢者福祉、児童福祉、障害者福祉などの分野があり、みなさんの学ぶこととしては、それぞれの実践や制度に関係するものがあります。社会福祉の世界は、実践と制度が両輪となって動いていますので、その両方を学ぶことが大切です。私の専門は「児童福祉」です。児童福祉では、私たちの社会のなかで子どもたちが日々おだやかな生活を営むために、どのような制度が必要であり、その制度をどのように理解し、実践したらよいのかを考えます。子どもたちのおだやかな生活を脅かす問題として、実際に子どもの貧困や虐待などが起こっているなか、私たちの社会の子どもたちが少しでも幸せになるような、制度や実践を考え、理解をすることが求められているのです。中村 直樹 先生 NAKAMURA Naoki専門分野:児童福祉担当授業 『児童福祉論』・公共政策・経済学・社会調査・法哲学・社会福祉学・環境経営学 ・コミュニティ形成論・市民社会論・まちづくり論・法学【主な専門科目】【主な教養科目】絵本を使い学生と子どもたちが一緒に法律(きまり)について考えるプロジェクトです。このプロジェクトでは、絵本の内容を人形劇で子どもたちに伝え、きまりの大切さや例外について考えていきます。子どもたちが来やすい環境を考え、本番は市内の大型書店で行います。なるべく簡単な言葉や表現を使い、また人形劇の途中に子どもたちに質問をし、発言をしてもらうことで、飽きることなく最後まで考えてもらうように工夫します。学生は、子どもたちと一緒にきまりについて考えながら、子どものうちに行う法教育の大切さや、それをどう広めていくか、について学びます。最終学歴:東北福祉大学大学院総合福祉学研究科 出身高校:宮城県富谷高等学校・西洋社会思想史・地域経済学・地域福祉論・児童福祉論地域政策グループ学びの流れ教養科目1年子どもの法教育プロジェクト・函館スイーツのブランド化の推進(仮) ・新たな函館の過ごし方創造プロジェクト・子どもを対象とした法教育プロジェクト・地域活性化を考える又は貧困から地域を考える・レインボーはこだてプロジェクト ・サードプレイスにおける社会貢献活動促進支援・後期近代の時代精神と地域内の公共的人員交通における路面電車の役割 ―その延伸の可能性と不可能性に関する実証的考察 ・音楽とICTを活用した地域活動と社会支援 ・子どものことを考えた地域づくり ・蔦屋書店におけるソーシャルビジネスの可能性・道南地域くらし応援プロジェクト ・障害のある人の地域生活支援プロジェクト―NPO法人自立の風かんばすとの連携―・性暴力被害の予防教育・啓発活動 およびDV被害女性とその子どもへの遊び・学習支援活動・道南の中小企業での外国人雇用を促進するプロジェクト etc. 地域プロジェクト

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