キャンパスガイド2021 MY STORY
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14現代の国際社会は、地球温暖化や人口増加、飢饉、難民、あらたな核時代といった地球的問題群に直面しています。地球的問題群は、それぞれが相互に関連し、国境を越えてグローバルに影響を及ぼすところに特徴があります。解決に向けて対処するために、従来の国際政治の主役であった主権国家だけではなく、市民や地方自治体、NGO、地域統合組織、国際組織が行動主体となる「地球政治」が始まっています。深刻化する現状を認識し、私達が乗り組む「宇宙船地球号」にどのような未来が構想できるのかを学んでいきます。宮崎 悠 先生 MIYAZAKI Haruka 専門分野:国際関係論担当授業 『国際政治学』・外国語コミュニケーション・外国語としての日本語・外国語の学び方・国際人権論・英語文学・文化人類学・言語学 ・国際比較企業論・国際政治学・日米関係論・グローバル人材論・比較地域学【主な専門科目】【主な教養科目】地域プロジェクト道南地域は、水産加工業が一つの基幹産業となっていますが、3K職場として敬遠され、労働力の確保に苦しんでいます。その対応策として、女性の外国人技能実習生を多く受け入れています。今や、彼女らがいなければ経営が成り立たないといわれるほどの存在です。言葉や習慣、文化も違う日本で、地域の基幹産業を底辺で支えている彼女らを、受け入れ企業だけに任せるのではなく、地域も支援していくことが必要です。そこで、受け入れ企業や行政とともに、地域の方々や外国人技能実習生のご協力を得ながら、学生と一緒に考えていこうとしています。最終学歴:北海道大学大学院法学研究科(博士)出身高校:小樽潮陵高等学校・外国語自律学習論・Speaking & Listening・異文化理解・日本の言語表象文化・市民向け公開講座実施プロジェクト・観光用やさしい日本語展示物作成プロジェクト・HAKODADIカルチャーマラソン~よく学び、よく遊べ~Ⅰ改・地域密着型お笑いプロジェクト みなやん・地域としての外国人労働者の受入れ・クルーズ船で函館を訪れる外国人観光客に対する函館の魅力の発信と日本語支援・哲学カフェ@はこだて・地域でのチーム活動を通じたウェルビーイング:グループダイナミクスの視点から・口承文芸と現代の地域:道南の「義経伝説」について考える・函館の国際交流活動の現状と課題・外国人の目線で函館の国際化を考える・函館と演劇文化・国際政治の観点から持続可能な暮らしを提案する・日本語ゼロで函館市内の小学校に転入した外国人児童に対する日本語学習支援プロジェクト地域としての外国人技能実習生の受入れハーグ・国際司法裁判所ハーグ・国際司法裁判所国際協働グループ学びの流れ教養科目1年

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