国際交流・協力
「JICAラオス国初等教育における算数指導力強化プロジェクト」研修を実施しました
本学では、今年度から新たにJICA課題別研修「ラオス国初等教育における算数指導力強化プロジェクト」を実施しており、その一環として、令和6年6月19日(水)から7月4日(木)の間、ラオスから研修生15名(教師教育局職員2名、教育スポーツ省国立教育科学研究所技術職員1名、教員養成校教員並びに教員養成校附属小学校教員12名)を受け入れました。
本研修では、旭川校での「日本のICTを活用した教育の現状」等の講義のほか、附属旭川小学校における授業観察やその後の意見交流を経た上での授業実践等が行われ、これらの内容を通じて自国の課題解決に向けた提案につなげていくことが期待されています。 また、旭山動物園や市外見学の際には、旭川校の学生との交流も行われました。
最終日に行われたアクションプラン発表会においては、研修生から、生徒主体の学びの重要性や授業におけるICTの活用等について更に理解を深め、自国における啓蒙活動を継続して行う趣旨の実践計画が発表され、盛会のうちに終了しました。
なお、ラオスとは、本学の教員及び学生のラオスでの教育活動やラオスの教育及び教員の資質向上等、両者の教育の向上に貢献することを目的に、令和4年に「教育交流及び協力に関する基本合意書」を締結しており、今年度後期には本学学生をラオスに派遣する予定です。