社会貢献

岩見沢市内の中学校で「雪と氷のプログラム」を実施しました

 令和6年1月30日(火)、岩見沢校において、スポーツ文化専攻の山田亮准教授(野外教育学研究室)、芸術・スポーツビジネス専攻の鈴木哲平准教授(ヘルスケア・スポーツマネジメント研究室)、武田丈太郎准教授(スポーツマーケティング研究室)、学生9名による「雪と氷のプログラム」を実施しました。

 「雪と氷のプログラム」は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一環で実施したもので、雪を使った遊びを通じて、岩見沢の自然資源である雪や氷の価値・素晴らしさを広く伝えることを目的としています。
 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)とは、日本経済の再生・持続的な経済成長のための科学技術イノベーションの実現を目的として創設された内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)による事業で、日本の経済・産業競争力にとって重要な課題を設定し、基礎研究から社会実装までを見据えて産学官連携により研究開発を推進する、府省・分野の枠を超えた横断型のプログラムです。
 本学は、このSIPの第3期課題である「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」の研究推進法人である国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の共同研究機関として、北海道大学及び武蔵野美術大学とともに参画し、「自分らしく生き、自分の意志で決定できる社会をつくる学びの北海道モデルの構築と展開」という研究開発テーマを掲げて様々な取り組みを行っています。

 今回岩見沢校で実施した「雪と氷のプログラム」では、岩見沢市立緑中学校2年生を対象とし、スノーシューを使って雪の上を歩いてみる「雪のトレッキング」や、スノーショベルとスノーソーを使った「雪上の家づくり」など、雪を使った体験だけでなく、自然観察、ものづくりなどの分野横断的なグループ活動を行いました。

 このほか、SIPの活動として、令和5年12月に実施した岩見沢市内の小中学生を対象とした「地域の子どもたちを対象とした芸術・スポーツ活動の調査」や、令和6年2月17日(土)・18日(日)に岩見沢市で開催された「IWAMIZAWAドカ雪まつり」における雪と氷に関するクイズのパネル展示、雪を使ってアイスキャンデーを作るワークショップ、薪割り・焚き火体験の実施などを行っています。

 本学では、研究開発テーマの実現に向けて、令和9年度まで引き続き取り組むこととしています。

大学での事前講義の様子

スノーソーで切り出した雪の運搬

スノートレッキングの様子

スノーショベルで穴を掘っている様子

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