令和5年9月28日(木)、本学附属学校園教職員を対象として、文部科学省初等中等教育局児童生徒課生徒指導室長である仲村健二氏を講師に迎え、「いじめ問題に関する講演会」をオンラインで開催しました。
この講演会は、いじめ重大事態が発生した際における法等に基づいた適切な対応とあわせて、学校における積極的ないじめ防止対策への取り組みに向けて、改めて全教職員一人一人がいじめ問題に向き合う機会となるよう開催したものです。
当日は、各附属学校園から約180名の教職員が参加し、仲村氏からいじめの認知件数やいじめ対策に係る取組事例等に基づく解説があり、いじめの積極的な認知及びいじめへの組織的な対応の重要性等について説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
講演会終了後のアンケートでは、「いじめを認知するための方策と、認知した時の初期対応が重要であると改めて考えさせられた」、「未然防止、早期発見等にこれまで以上に努めようとする気持ちが高まった」という声があり、大変有意義な講演会となりました。
今回、仲村氏に講演いただいたことを契機として、いじめ問題への対応を再確認するとともに、今後の取り組みに役立てていきます。