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社会貢献


株式会社NTTデータ北海道によるプログラミングに係る講義を実施しました

 本学と株式会社NTTデータ北海道が連携し、本学授業科目である「情報教育実践論」において、受講学生を対象にプログラミングに係る講義を実施していただきました。

 本講義は、今日の学校教育において、小学校・中学校現場でもICTを活用した授業づくりは必須となっており、教員の養成段階である学部の学生に必要な知識や資質を伸長させる目的で、企業と大学がタッグを組み実現したものです。
 学生と年齢の近い若手社員が講師役となり、プログラミングソフト「Scratch(スクラッチ)」を用いて、「自身が教師になったら、ICTやプログラミングを活用してどのような授業をつくるか」という視点で講義が行われました。前半は「まずはやってみる」ことから始まり、授業の後半では学生自らが教師役、NTTデータ北海道の社員が児童生徒役となり、逆に作品を仕上げてもらうといったロールプレイも実践されました。

 授業を受けた学生は「現場で使われることの多いプログラミング環境を体験できたことは今後に向けた自信になった。」「生徒役も先生役も体験できたことが貴重だった。」と話し、続く教員採用試験のモチベーションを高めていたようでした。
 授業を担当した本学未来の学び協創研究センターの佐藤正範特任講師は「学校現場でプログラミングを活用した授業が求められる中で、子どもの立場を考えながら学び進められていた事が有意義で、カリキュラム自体をフィードバックしていく体験もまた学生にとって貴重な経験となった。株式会社NTTデータ北海道との連携は今後も探っていきたい。」と話していました。

※株式会社NTTデータ北海道と北海道教育大学とは、令和3年7月12日に教育・研究の高度化や次世代における子どもの学びの質向上を目指すことを目的として事業連携協定を締結しています。

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