令和5年4月16日(日)、本学未来の学び協創研究センターは、第14回セミナー「AI/教育情報との学校の向き合い方を考える」をオンライン形式にて開催しました。
後藤泰宏センター長の開会挨拶の後、東京学芸大学附属竹早小学校の中村亮太教諭から「作り手としてAIがいる教室-オノマトペの授業から見えてきた可能性」、東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木秀樹教諭から「授業実践から考えるAI」、青山学院中等部の安藤昇教諭から「AIとこれからの教育」、やまがたAI部 松本晋一会長から「スタートはやまがたAI部から」について発表いただきました。続いて、今回のセミナーの講師である辰己丈夫 放送大学教授より「データサイエンス・AIとメディアリテラシーで情報の信憑性を考えよう」の講演をいただきました。
コーディネーターの未来の学び協創研究センター 佐藤正範主任センター員は「情報活用能力の育成の面からもAIを使いこなす子どもたちの育成が求められるため、教員もAIの特性を理解し、ある程度は使いこなしていくスタンスが重要となる。」とセミナーを総括しました。
本セミナーには、全国から現職教員、学生、教育委員会関係者、大学教員などの104名の参加があり、参加者からは、「AIの基本から教育活動における先行事例、今後の展望までを網羅的に知ることができた。」「教育関係だけでなく、地域振興も兼ねた様々な視点から、AI時代の方向性を考えることができて満足した。」「超スマート社会を担う子供達に未来に少しでも貢献するために、教員は自分なりのAIの活用法、付き合い方を確立していく必要があると思った。」等、本セミナーへの参加が有意義であったという声が多数寄せられました。
東京学芸大学附属竹早小学校
中村亮太 教諭
青山学院中等部
安藤昇 教諭
メイン講師 放送大学
辰己丈夫 教授
東京学芸大学附属小金井小学校
鈴木秀樹 教諭
やまがたAI部運営コンソーシアム
松本晋一 会長