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社会貢献


「北海道教育大学芸術・スポーツキャラバン2022」を開催しました

 令和4年10月1日(土)、函館市民会館において「北海道教育大学芸術・スポーツキャラバン」を開催しました。今年は、音楽文化専攻学生による吹奏楽・オーケストラの演奏会「ミュージックキャラバン」、岩見沢校・函館校の学生及び教職員による「公開講座型トークセッション・ワークショップ」、スポーツ文化専攻学生の指導により体力測定テストを行う「スポーツキャラバン」を実施しました。当日は、延べ169名の方々が来場しました。

 「公開講座型トークセッション・ワークショップ」では、最初に函館校の伊藤泰教授と岩見沢校の鈴木哲平准教授から各校の取り組みが紹介されたあと、2つのグループに分かれて「地域の人々が、より豊かに、幸福感あふれる暮らしをするために、私たち大学は何ができるか?」というテーマに基づいたワークショップを行いました。
 ワークショップでは、参加者が「個人にとっての幸福」「社会にとっての幸福」「地域にあったらいいなと思うもの」について、意見やアイデアを付箋に書き出しながら話し合い、それを美術文化専攻の学生が「グラフィックレコーディング」で記録し、芸術・スポーツビジネス専攻の学生が代表して解説する形で進められました。
 参加した教職員や学生からも「貴重な体験だった」「楽しかった」との感想が聞かれ、今回のワークショップを通して、函館校と岩見沢校がそれぞれの強みをいかして共に取り組んでいく良いきっかけとなりました。

 「スポーツキャラバン」では、ミニハードルやスラロームが設置されたN字型のコースを走行し、アジリティ(敏捷性)能力を測定するNチャレンジを実施しました。10秒程度で完走できるため手軽に楽しめる運動テストとなっており、参加した子どもたちは自分の記録タイムを更新しようと何度もチャレンジしていました。参加後は「楽しかった」「またやりたい」との声が聞かれました。

 「ミュージックキャラバン」では、吹奏楽でホルストの「吹奏楽のための第2組曲」、ヒンデミットの「吹奏楽のための交響曲変ロ調」を演奏し、オーケストラではブラームスの「大学祝典序曲」、サン=サーンスの「ヴァイオリン協奏曲第3番」、ドヴォルザークの「交響曲第9番『新世界より』第4楽章」を演奏しました。

 公演終了後には、多くの方にアンケートを回答いただき、「どの演奏も迫力があってよかった」「学生一人一人がイキイキとしており素晴らしい演奏だった」「親しみやすい良いコンサートだった」「また来てほしい」など、学生にとっても大変励みになる感想を多数いただきました。

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