令和4年12月27日（火）、本学とＮＨＫ札幌放送局との共催によるＮＨＫ大学セミナー（※1）を開催しました。
講師に俳優の森崎博之さんを招き、教員養成課程の教養科目「生きる」（※2）の1コマの中で、「次世代北海道農業論～生きることは食べること～」をテーマに講演いただきました。
本授業は双方向遠隔授業システムを活用して札幌校から旭川校及び釧路校に配信し、オンライン参加を含め約190名が参加しました。
森崎さんからは、食とそれを支える北海道農業の大切さを中心に、ドラマに出演した際のエピソードやクイズなども交えながら、これまで携わってきた活動で得られた食と農業に関わる様々な話があり、教職を目指す学生に向けて「次世代を担う子どもたちに北海道の良さを伝えていってほしい」「思い描いた夢が思いもよらない形で叶うこともある。自分の夢をあきらめないでほしい」との熱いエールを送られました。学生からは「北海道の魅力を子どもたちに伝えられる教師になりたい」「北海道食材への見方が変わった」との声が寄せられるなど、大変有意義なセミナーとなりました。
※1 ＮＨＫ大学セミナーとは、全国の大学と連携して、番組プロデューサーや番組出演者によるセミナーを大学の授業の一コマとして実施するイベントです。学生が公共放送に親しむ機会として開催されています。
※2 「地域」「生と死」「科学」「物語」「食育」等、様々な視点に基づく講義・演習を通じて、これまでの自己の生き方を振り返るとともに、これからの自己の生き方を考察する授業です。
講演の様子