令和3年9月に開催された「第3回国際ショパンピアノコンクール（III International Chopin Piano Competition Vienna 2021）」カテゴリーⅣ（21歳以下の部門）において、音楽文化専攻鍵盤楽器コース3年生の安達莉子さんが第1位を受賞しました。
このコンクールは、オーストリアにあるグロリア・アルティス国際音楽協会によって運営されているもので、協会では、若い音楽家のプロモーションを目的として、コンペティションをはじめ、音楽フェスティバルやコンサートなども幅広く開催しています。
本来ウィーンで行われるコンクールですが、今回は新型コロナウイルス感染症の影響で、動画審査により開催されました。審査員には、ウィーン国立音楽大学や、ショパンの故郷であるポーランドの音楽大学など、海外の音楽大学の著名な教授陣が名を連ねています。
受賞した安達さんからは、「この度、海外で行われている国際コンクールに初めてチャレンジし、第1位と同時に様々な副賞を受賞させていただいたこと、大変嬉しく思います。今回は動画での審査でしたが、今後はぜひ現地で演奏を聴いていただけるよう、これからも精進していきたいと思います」とのコメントが届きました。安達さんは今年3度目の国際コンクールでの快挙となり、今後ますますの活躍が期待されます。