「ほっかいどう未来チャレンジ基金」第3期生としてノルウェーに留学した札幌校生活創造教育専攻 立花洋太朗さんによる留学成果報告会が、令和2年9月17日(木)に株式会社HARP様で行われました。
「ほっかいどう未来チャレンジ基金」は、北海道に貢献する意欲と能力のある北海道在住の大学生等が立案した、海外留学、海外での実践活動及び道内企業でのインターンシップを組み合わせた事業計画を官民協働で支援する制度です。
立花さんは、「教育の先進国であるノルウェーでものづくり教育や職業教育をカリキュラムに組み込んでいる学校を視察・調査し、日本でのものづくり教育やICT教育の発展の可能性を探る」ことを目的として、令和元年8月から12月の5か月間、本学協定校であるベルゲン大学へ交換留学生として、ノルウェーでの実践活動を伴う留学を行うとともに、留学前後には株式会社HARP様でインターンシップを行いました。
発表では、ベルゲン大学での学びの紹介やノルウェーの教育制度や教育事情について説明がありました。また、ノルウェーの高校でのICT教育について、現地で30校に自主的にコンタクトをとり調査した結果や、これを踏まえた考察についても報告がありました。
発表後は、参加者との間で活発な質疑応答が交わされ、北海道の教育に導入する場合の利点や課題について多くの議論が行われました。