2019年の春の叙勲が5月21日付けで発令され、本学関係者では、次の方が瑞宝中綬章（教育研究功労）を受章されました。
氏 名
生 年
所 属
専門分野
山形 積治 氏（本学名誉教授）
昭和14年5月1日生
旭川校（昭39.4～平17.3）
物理学、福祉工学
山形氏は、物理学分野においては小型・安定・消費電力が小さい水晶振動子の研究・開発の基礎を築き、福祉工学の分野においては重症心身障害者用コミュニケーションツールの開発に至りました。また、大学運営においても、代議員、旭川校学生委員会委員長、生涯学習教育研究センター長等を務め、新課程設立に向けて尽力される等本学の発展に大きく貢献されました。
氏 名
生 年
所 属
専門分野
片岡 繁雄 氏（本学名誉教授）
昭和14年6月28日生
旭川校（昭47.4～平17.3）
学校保健学
片岡氏は、学校保健の客観的、数量的な評価法の確立を目的とした研究や保健体育科教育学の学的構築に関する研究等に取り組み、数多くの業績をあげられました。また、日本スポーツ整復療法学会で会長を務めるなど、所属学会においてもその発展に寄与し、更に、大学運営においては、数々の委員を務めるとともに、課外活動においても、柔道部の顧問教員として多くの学生を全国大会へと導く等、本学の発展に大きく貢献されました。
氏 名
生 年
所 属
専門分野
伊藤 則博 氏（本学名誉教授）
昭和14年9月17日生
旭川校（昭42.4～平17.3）
発達心理学、臨床心理学
伊藤氏は、乳幼児に関する発達心理学研究と障害児の発達とその療育システムに関する研究を両輪として、数多くの業績をあげられました。また、様々な全国学会に所属すると共に、多くの役職を務められ、各学会の発展に寄与されました。大学運営においては、幼稚園教員養成課程の基礎を築き、その運営と充実に尽力したほか、代議員等を務め、本学の発展に大きく貢献されました。
（人事課）