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社会貢献


4者連携事業による「食農フォーラム」を開催

 令和元年6月14日(金)、本学札幌駅前サテライトにおいて4者連携事業による「食農フォーラム」を開催し、各機関からあわせて約50名が参加しました。
 本フォーラムは、北海道の子どもの学力や体力向上、食育等の推進など、子どもの健全育成に関する事業に取り組んでいくことを目的に、相互協力協定を締結したJAグループ北海道、(株)コンサドーレ、北海道教育委員会及び北海道教育大学の4者が、これまでの活動報告と今後の連携活動に繋がる知見・情報を得るために開催したものです。
 4者による連携事業として、平成30年度は「子ども食堂への支援」を活動テーマに掲げ、各機関の強みを生かした食材提供・体力づくり・学習支援など、運営主体へ様々な支援活動を行うとともに、モデルケースの構築に取り組みました。
 当日は、玉井副学長による開会の挨拶のあと、はじめに北海道保健福祉部子ども未来局子育て支援課 戸田主査より、「北海道の子ども食堂を巡る情勢について」と題して、子どもの貧困の現状、支援に関する取り組み等について講話がありました。
 続いて、北海道生協連こども食堂北海道ネットワーク担当事務局 伊藤氏より、「道内子ども食堂が抱える運営課題とニーズについて」と題して講演があり、ネットワークに加盟する札幌市内15団体の子ども食堂の運営課題や近年多様化する子ども食堂の事例等について説明がありました。
 次に、4者それぞれから「平成30年度活動報告」を行い、本学の活動状況に関して札幌校 出口准教授から報告があり、当初の「学習支援」から子どもと遊ぶことも含めた「現地支援」へと、多様な子ども食堂の実態に合わせて支援の幅を広げていくことが提案されました。
 最後に、今後の4者連携活動について、子ども食堂運営支援の継続、札幌市以外の北海道内地域への展開等について説明があり、盛会のうちに終了しました。

講演の様子

活動報告の様子(札幌校 出口准教授)

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