平成30年6月23日(土)、函館コミュニティプラザGスクエアにおいて、「北海道教育大学における国際教育貢献事業 市民への報告会(函館)」を開催し、本学教職員、函館市民の方など約30名が参加しました。
本学では、平成9年からJICAエジプト国立教育研究開発センターにおける「小学校理数科教育改善」技術協力プロジェクトへ専門家を派遣して以降、アフリカ、アジア、南太平洋及び中南米の国々に対して、理数科を中心とした教育分野の改善や、様々な研修コースの受け入れなどを実施しています。
本報告会は、「小学校理数科教育改善」プロジェクトをはじめとして、本学がこれまで推進している様々な国際教育協力事業の活動内容や課題について紹介することを目的として実施するものです。
当日は、第1部では平成19年度から実施する「初等理数科教授法(A)」コース、第2部では平成28年度に終了した草の根事業「サモア独立国初等理数科教育における問題解決型授業の展開」について、それぞれ報告しました。また、第1部では、現在附属函館小学校で研修に参加しているモロッコ人2名から、研修内容や函館の印象について報告がありました。
参加者からは、「このような報告会はぜひ継続するべきである」、「市民への公開授業も開催してほしい」などの意見がよせられました。