平成29年9月29日(金)から6週間、JICA課題別研修「初等理数科教授法(A)」コースを実施し、エチオピア、アフガニスタン、ラオス、ミャンマー及び南太平洋諸国から13ヶ国16名の研修員が参加しました。本研修は、平成19年度から本学とJICAが連携・協力し実施しているもので、参加者は(B)コースも含めると約200名に上ります。
10月2日(月)、研修員が本学に来校し、蛇穴学長、横山理事・副学長(国際交流・協力センター長)を表敬訪問しました。
その後、研修員は大学で日本の子どもの現状や教育システムの概要を学び、市内及び近郊の各教育機関を訪問しました。さらに、10月23日(月)から2週間、附属札幌小学校において授業参観、研究授業、指導案作成など、現場の環境に身を置いて実践的な研修を受けました。研修の最後には、JICAセンターにおいて、学習指導案を活用した模擬授業と、帰国後の「活動計画」が発表されました。
本研修を通じて得た学びを活かし、研修員が母国の理数科教授法の発展に寄与することを願っています。