ロゴ:北海道教育大学

国際交流・協力


「サモア独立国初等理数科教育における問題解決型
授業の展開」プロジェクトをサモア側にハンドオーバー

 本学がサモア独立国で実施してきた「初等理数科教育における問題解決型授業の展開」プロジェクトが最終年度を迎え、平成29年2月16日(木)、サモアで“Official Handover Ceremony”が行われ、無事にサモア側へプロジェクトを引き渡しました。この式典には、蛇穴学長が出席し、サモア教育・スポーツ・文化省(以下「MESC」)のLoau Solamalemalo Keneti Sio大臣閣下、在サモア日本大使館澁田一正大使閣下ご臨席のもと、同省にて執り行われました。
 この式典で、蛇穴学長からは、日本大使館、JICA、MESCへの感謝の意とともに、「大学としても、MESCが中心となって行う同国の理数科教育改善について、引き続き後方支援していきたい。」との発言があり、MESC大臣からは、「サモアの教員への指導に対し心から感謝する。サモアの教員達には、学んだ手法を是非、小学校現場で活かして欲しい。」旨のスピーチがありました。
 なお、式典で、本プロジェクトの成果品の一つ「児童の考える力を育てる理科・算数科の授業展開の手引き」が、蛇穴学長からMESC大臣へ手交され、今後、サモアの教員達に活用されることが期待されます。
 本プロジェクトで構築したMESCと良好な関係に基づき、今後とも、サモアでの「問題解決型授業」が展開していくことを、フォローアップ調査や研修員受入事業等を通じ、支援していく予定です。

引き渡し式典

手引きを手交する蛇穴学長

トップページへ戻る