平成28年9月27日(火)、札幌校、旭川校、釧路校、函館校及び岩見沢校の5キャンパスをテレビ会議システムで繋ぎ、「平成28年度北海道教育大学大学院改革シンポジウム」を開催し、学長、理事をはじめ教職員約100人が参加しました。本シンポジウムは、教師教育の先進国であるフィンランドの教員養成の取組等について理解を深め、日本における教員養成の質保証と本学の大学院改革への展望を探究することを目的として開催したものです。
大学改革担当の佐川理事・副学長による開会の挨拶に続き、本学と国際交流協定を締結しているフィンランドのオウル大学から招いた教育学部長マルコ・キエリネン博士による講演が行われ、フィンランドにおける教育システムや教員養成及びインクルーシブ教育などに関する説明がありました。特に、フィンランドの教員養成制度においては、学校教員になるには修士の学位が必要であるなど、日本との違いを説明されました。講演後、日本や本学の大学院における教員養成などに関して、活発な意見交換が行われ、本学の大学院改革構想を進めるにあたって、大変有意義なものとなりました。