平成28年8月10日(水)、本学札幌駅前サテライトにおいて、平成28年度附属学校新任教員研修が実施され、平成28年4月1日付けで採用された教員他32人が受講しました。
本研修は、附属学校園の特色と役割を再確認するとともに、離れたキャンパスにある附属学校の教員が、意見交流等を通して、互いの実践的指導力の向上に資することを目的として実施しています。
午前中の研修では、「附属学校園の特色と役割」と題して大津理事から講話があり、これからの国立大学附属学校に求められる役割や大学との連携の重要性、第3期中期目標期間における附属学校に関する目標等について話され、参加者は、附属学校園の特色や役割についての認識を新たにしていました。
次いで、昨今の学校事情を反映して、本学保健管理センター専任カウンセラーの三上 謙一准教授による「学校現場で役立つカウンセリング・スキル」と題する講話があり、皆熱心に聞き入っていました。
午後の研修では、附属札幌小学校の丹羽主幹教諭を講師に迎え、「ワールドカフェ」という全員参加型の対話手法を用い、「外から見た附属学校、内から見た附属学校」「附属学校における課題の解決策」というテーマに基づいた意見交流を行いました。受講生は4人のグループに分かれ、途中でそれぞれのグループの組み合わせを変えて情報の還流を行うことにより、熱心な話し合いが繰り広げられました。
研修終了後、受講者からは、「同期の先生方と交流ができて良かった。」「とても有意義な研修であった。」等の感想が寄せられました。