札幌校では、児童・生徒の豊かな感性をはぐくみ、地域との交流を深めることを目的とし、近隣の学校の小・中学生、高校生を対象に、理科・実験・ものづくり等に関する土曜講座を開催しています。学生が講師を担うことで、教師としての実践的な指導力を身につけることにも繋がる取り組みとなっています。平成28年8月27日(土)、土曜講座「キャパシタカー製作」を開催し、近隣の小中学校より、児童生徒23人が参加しました。
キャパシタカーとは、コンデンサに電荷を充電して、モーターを回転させ走行するモーターカーのことです。子ども達は、自作したキャパシタカーを3種類の充電方法により走行させ、充電時間や走行距離の違いを学習しました。なかには昨年度に引き続き参加していた児童もおり、「前回の記録を更新するんだ!」と意気込み、目を輝かせながら、キャパシタカーを走らせていました。子ども達にとって、キャパシタカーの仕組みを通じて、次世代エネルギー社会への理解と関心を深める内容となりました。
また、当日はNHK BSプレミアムで放映されている「キズナでチャレンジ」という番組の収録もあり、子ども達は嬉しそうにインタビューの受け答えをしていました。