平成28年2月20日(土)から21日(日)にかけて、札幌市滝野すずらん丘陵公園ほかにおいて『ホワイトスクール2016』(事業企画:北海道新聞社)が開催され、20日(土)には札幌校の尾関教授が、約70人の子ども達を対象に、雪と氷について学ぶ特別授業を実施しました。
『ホワイトスクール2016』とは、小学4~6年生の子ども達を対象に冬の北海道の雄大な自然を舞台に、自然環境を実際に見て・触れて・体感しながら学ぶ、一泊二日の体験型のイベントです。
授業では、はじめに雪の結晶や積雪、氷の性質などについて、イラストや写真を豊富に用いながら説明が行なわれ、子ども達は真剣に話を聞いていました。続いて「氷つりをしよう」と題した実験が行なわれ、班ごとに分かれて、バットに並べられた氷を、割り箸と糸で作った釣りざおで釣るという氷の魚つりに挑戦しました。どの班もたいへん盛り上がり、氷を釣ることができた子どもは嬉しそうに、満面の笑みをうかべていました。また、氷の結晶を見たり、尾関教授が参画した南極観測隊の活動の様子について写真を通して学んだりといった内容もあり、充実した授業となりました。