平成27年10月18日(日)、「障害児の福祉と地域支援」の授業受講者63人が、釧路市などが主催する「くしろ健康まつり」に参加した後、釧路市男女平等参画センターを訪問し、地域における福祉と人権保障について、実地に学びました。
くしろ健康まつりでは、各ブースで健康チェックや鍼灸などを実際に体験するとともに、来場者の様子や事業全体を観察して、釧路市における健康づくりの取り組みについて考察を深めました。釧路市男女平等参画センターでは、同センター長からの講話の後、グループに分かれ地域や学校における男女の在り方について議論しました。
受講した学生からは、「健康の大切さをあらためて認識した」、「日頃あまり考えなかった男女の平等について、これから考えてみたいと思う」などの感想が語られました。
経済的な格差が「健康格差」につながると指摘される今日、教師にはすべての人々の健康について考え、健康づくりの主体となる子どもを育てていく役割があります。教育や「障害児の福祉」を考えるために、一見異なる分野からアプローチするこの取り組みについて今後検証を重ね、さらに発展させていく予定です。