平成27年6月22日(月)から2週間、国際交流・協力センター(国際協力部門)の事業として、JICA集団型研修「初等理数科教授法(A:フランス語圏対応コース)」の函館研修が附属函館小学校で実施されました。初等理数科教授法コースとは、研修員が日本に来て、初等教育の理科や算数の教授法を学んでいくというものです。今回の研修はフランス語圏の国々を対象とした希少なコースで、ブルキナファソやセネガルをはじめ、10ケ国12人が参加しました。
7月2日(木)には、2週間の函館研修の総仕上げとして、研修員たちが作成した学習指導案に基づいた理科と算数の研究授業が行われました。このうち、理科の研修を受けたジブチからの研修員は、5年生を対象に「もののとけ方」を題材にした研究授業(通訳あり)を行い、児童と実験をしながら、問題解決型授業に挑戦しました。
そのほかにも、函館研修では、函館地区にある附属4校園(幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校)の見学やもちつき体験など、日本の教育と文化への理解を深めていました。